2013年6月23日日曜日

高校総体東京都予選決勝

 今日はトリプレッタJr.ユース出身の夏、壱洸、りくのいる國學院久我山高校と昌也のいる成立高校の高校総体東京都予選の決勝を観に行ってきました!

壱洸がメンバー入りしたとの情報を受け、急遽行くことにしました。
久しぶりに見る壱洸と夏は身体が大きくなってました(笑)
だいたい1年に1回くらいの頻度で彼らを見るけど、やっぱり中学生の時とは全然違います(笑)

前日に行われた準決勝に勝ったことでインターハイ出場を決めた久我山は、準決勝でスタメンだった選手以外のメンバーで構成されていました。
そして本日のお目当てであった壱洸(14番)はベンチスタートでした。
成立はレギュラーメンバーでの構成のようでした。

試合は立ち上がり成立が猛攻をしかけ2分くらいでセットプレーから先制します。
久我山はバタバタした立ち上がりでしたが、徐々に落ち着いて持ち前のポゼッションサッカーを見せていきます。
そうするとチャンスの数は5分5分くらいになっていきます。

久我山は前半から1人、後半開始時に1人交代し、積極的に交代枠を使っていきます。
後半になると壱洸もユニフォーム姿でアップを始め、期待が膨らんでいきました。

その後、3人、4人と久我山は交代していき、まだアップを続けるので「一体交代枠は何人なんだ?」と思っていたら、予備審判から「4人交代したのでアップを終了してください」と声を掛けられました。
交代枠は4人だったようで、これで壱洸のプレーを見ることは出来ませんでした。

試合は久我山が後半30分くらいで同点に追いつくも、終盤に成立が追加点を決め、成立高校が優勝を決めました。

壱洸のプレーする姿を見れなかったのは残念だけど、それ以上に彼は悔しかったのは、彼の姿を見れば充分伝わってきました。

壱洸のチーム内での立ち位置は知らないけど、1%でも可能性がある限り諦めずにベストを尽くして欲しいと思います。
人生、どこでどうなるか分からないし、ここでの努力が久我山で花開くかもしれないし、別の舞台で花開くかもしれない。

ただ、もしかしたら今凄く苦しいかもしれないけど、そこで自分のベストを出していけば、必ずどこかでこの経験が生きてくると思う。
人間良い時は良いのは当たり前で、苦しい時にその人の本質が問われる。

いつか、「この経験があったから今の自分がある」と言える日が来る、そんな高校3年間にして欲しいと思います。
残りの高校生活でどう成長していくのか楽しみにしています。

そしてレギュラーで活躍し、代表候補にも選ばれ、他人から見たら華々しい活躍をしている夏も、彼の目線ではいろいろ葛藤もあるかもしれない。
だから夏の事も壱洸の事も遠くから応援してます。

そして何よりサッカー、高校生活を楽しんでね!




2013年6月2日日曜日

昨日伝え切れなかった事

今日のクラブユース選手権の2次リーグの大宮アルディージャ戦は0-6とまたしても大敗してしまいました。

”またしても”と書いたのは、力のあるチームに対しては全部大敗を喫してしまっているからです。
やってる選手の方が俺の何倍も悔しいと思うけど、俺も悔しかった。

今日はチームとしても、個人としても差があった試合になってしまったね。
でも、全国大会に出る為にはこのクラスのチームを破らないといけないんだよね。
やってる選手の方が感じてるかもしれないけど、外から見てた自分としては結構差があったと思う。一つ一つを切り取ってみたらそんなに差はないのかもしれないけど、それを足していくと結構な差になって、それがチーム単位になるとかなりの差が出てしまう。そんな印象でした。

前に監督が言ってた通り、身の丈にあった戦い方をする事は大事だと思うけど、(この試合に限っては)それだけじゃ誤魔化しきれなかったよね。
そしたらやっぱり(サッカーをより楽しむ為にも)個々のレベルをもっと上げていかないといけない。

例えば10の差があって、その差は全部埋まらないかもしれない。
でも0から1、1から2....と少しづつでも埋めていかないと。その作業を毎日毎日積み重ねていかないと。
しかも、皆が練習している間、当然アルディージャだって、ヴェルディだって、FC東京だって、横河だって、養和だってもっと上手く、強くなる為に練習してる。
それだけじゃない。皆が今まで勝ったチームだってそういう思いで練習を重ねてる。
皆が知ってるか、覚えてるか分からないけど、今の3年生の3つ上の代(貴や北斗や彼方達の代)はKCYで杉並FCに負けて敗退したんだよ。

だからその差を埋める為には、それよりももっと厳しい練習をしないと。でないと差は開く一方だし、気付いたら手遅れなんて事にもなりかねない。
そんな事にはなって欲しくないし、それにもしかしたら(上を目指すという意味での)サッカーは高校限りで辞める選手もいるかもしれないだけに、後悔したサッカー人生なんて送って欲しくない。

皆がルーティーンでやっている基礎錬やボール回しやパス練習も含めて、「試合の為の練習」をして欲しいと思う。
やっぱりああいう事の積み重ねが試合に出るんだよ。俺から見たら昨日の試合はそこに凝縮されていたように見えた。
本当に勝負の神様は細部に宿るからね。

今皆がやってるのは「練習の為の練習」になってしまってる事が多い。
そうじゃなくて、「昨日のあのパスをしっかり通す」には「昨日のあのシュートを決める」には、「昨日よりもう一歩寄せる」には、「昨日の抜かれてしまったシーンについて行ける」には、「昨日奪い切れなかったシーンで奪い切る」には、「昨日慌ててクリアしてしまったシーンでしっかり味方に繋げる」為に、そういった試合でのシーンをイメージしながら練習しないと。
毎日の練習を昨日の試合くらいのモチベーションでやっていかないと気が付いたら引退してると思う。

最後に、試合に出れなかった選手達。
それぞれ悔しい思いをしている選手もいるかもしれない。それをもっと練習や試合でのパフォーマンスで表現して欲しい。
言い方が悪いかもしれないが、「こんな0-6で負けてる奴らが、そんな大敗した後でもポジションが安泰」な事を悔しく思って欲しい。
(もちろん応援する気持ちは大事だけど)たぶん俺だったら悔しすぎて気が狂いそうになる(笑)
ある意味、昨日のベンチやベンチ外だった選手がカギを握ってると思うよ。

クラブユースで全国に出れるかカギを握ってるヴェルディ戦まで今日を入れてあと8日。KCYの決勝まであと154日。
そんなに時間はないよ。